以前はスマホばかり触っていたけれど、
最近はペンとノートを手にすることが増えた。
自分の手でペンを走らせるひととき。
心の奥に風が通って、気持ちが動きだす。
忙しい毎日のなかで自分の心の声に向き合う時間って、
どれくらいあるだろう。
書くことでしか出会えない、"素の自分"。
心がととのう、わたしだけの時間。
仕事も、プライベートも頑張る女性の
今日を綴る小さなストーリー。
朝、TO DOリストで心を覚ます
まだちょっとぼんやりした朝の時間。
部屋着のままでも、お気に入りのペンを手にすれば
自分を前向きにする言葉が浮かんでくる。
「新しいカフェを開拓する」
「夏休みに南の島に行く」
シャワーのとき、歯磨きのとき、
ニュースをチェックしているとき、
思いついたことを逃さず、書き留めていく。
小さな目標を文字にするたび、心が目覚めていく。
鮮やかなブルーで心が澄んでいく
TO DOリストは方眼ノートと使い慣れたボールペンで。
方眼のガイドラインが
気ままな思考もリードしてくれるみたい。
フリーハンドでも文字や線がそろって書けるところも好き。
ブルー系の水性ボールペンが朝の気分を上げてくれる。
仕事の整理は、ふせんメモ
会社に着いたらまず、
やるべきことをふせんに書き出す。
「ミーティングルームの予約」
「出張の新幹線チケットを買う」
――今日することと今週まででいいこと、
ふせんの色を期限で分けて書くと
スケジュールが見通せるからお気に入り。
チェックボックスも忘れずに
チェックマークが増えると
達成感もあって、
仕事にも張り合いが出る。
「よし、次!」
ふせん発 ひと言コミュニケーション
ふせんは同僚とのコミュニケーションツールにも。
企画書の受け渡しのとき、手書きふせんをそっと添える。
「この企画、すごくいいね!」
「下に12時ね~」
手書き文字は、メールやアプリにはない
やさしさや微妙なニュアンスを伝えてくれる。

手書きならアイデア整理もはかどる
仕事には、無地のノートを使うことが多い。
思いついたアイデアを
思いついたままカタチにできるから。
「さぁ、どんな企画にしよう…」
真っさらなノートに、思い浮かんだことを
図をまじえながら自由に書き込んでいく。
書くことは少し時間がかかるけれど、
ゆったりしたそのスピードは考えごとにピッタリ。
思いついたことをノートに書き留め、
それを目にして、また思いを巡らせる。
小さなひらめきがつながって、ふくらんでいく。

カフェでひとり、勉強タイム
仕事帰り、前から気になっていたカフェへ。
窓際の席についてテキストとペンを取り出す。
いま頑張っている英語の勉強に向き合うため。
覚えたいフレーズ、構文も
スマホで見るより
手を動かすほうが、より理解が深まりそう。

ゆるイラストでほっこり
気分転換に、飲んでいた紙カップのすみに
猫のイラストを描いてみる。
「前よりかわいく描けたかも」
自分のイラストに案外癒される。
ペン1本で勉強タイムもリラックスタイムも、
自分らしい時間に変わる。

夜、ベッドサイドで3行日記
一日の終わり。
明日の準備も終えて、あとは寝るだけのまったりとした時間。
お気に入りのカラーのネイルが乾いたら
ベッドに入って、3行日記を開く。
今日あった嬉しかったこと、
楽しかったこと、嫌だったことも、
一日をゆっくり振り返る。

ページの向こうに、ごきげんな明日
書くのは、3行だけ。
ブルーやグリーンのペンを使って
そこに花のイラストも添えてみると、
ページも心も自然と和む。
わたしにとって気持ちや出来事を
ていねいに書き記すことは、
明日につづく大切な時間。

明日を楽しむために
書き終えるころ、いつも静かに眠気が訪れて
ぐっすりと眠りについている。
書くことで、心がととのう。
わたしの“ごきげん”は、
ペン先から育まれている。
文/月並 薫
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