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2026.07.24

パイロットの人気商品はいつ生まれた?

創業以来100年以上にわたって万年筆、ボールペン、シャープペンシルと、日本の筆記具の進化の歴史とともに、さまざまな商品を生み出してきたパイロット。たくさんの商品の中でも筆記具史にその名を刻んだ、歴代の人気商品をご紹介します。


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1918年(大正7年)

14金ペン「パイロットペン」

「パイロットペン」は、木製の軸に14金のペン先を取り付けた、パイロットの製品第一号です。高い品質で多くの人に支持され、船乗りだった創業者の「業界の水先案内人(パイロット)でありたい」という思いは、のちに社名にも受け継がれました。



1926年(大正15年)

万年筆「蒔絵万年筆」

1926年には、日本の伝統工芸である蒔絵を施した万年筆「蒔絵万年筆」を英国ロンドンへ初輸出しました。蒔絵とは、漆地に金銀粉や螺鈿などで優美な絵模様を描く技法です。その後、ダンヒル社と代理店契約を結び、日本が誇る漆工芸を世界に紹介する役割を果たしました。

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1930年(昭和5年)

万年筆用インキ「ブルーブラックインキ」

当時市販されていた万年筆インキは品質が良くないものが多く、「インキ粒子の凝固」「ペン先の腐食」などの苦情が相次いでいました。パイロットは、1926年に万年筆用インキを発売、その後も研究を重ね、1930年には、高品質な「ブルーブラックインキ」の開発に成功し、日、英、米、仏、蘭の5か国で特許を取得しました。



1955年(昭和30年)

万年筆「パイロットスーパー」

戦後10年が経過して日本の経済成長の兆しが見え始め、筆記具も新たな黄金期を迎えました。そこで発売されたのが、万年筆市場に一時代を築くこととなる「パイロットスーパー」です。世界初のインキのボタ落ちを完全に防止し、かつ乾燥を防ぐ二重構造のペン芯を搭載。この画期的な万年筆は「万年筆の革命児」と称されました。

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1963年(昭和38年)

万年筆「キャップレス」

万年筆の歴史を塗り替えた、画期的な万年筆「キャップレス」。それが、世界初のキャップのない万年筆です。1963年に回転式が誕生し、翌1964年にはノック式へと進化。キャップを外す手間がいらず、片手でスピーディーに書き出せる革新的な万年筆は、時代のスピード感に応えるアイテムとして大きな注目を集めました。



1966年(昭和41年)

ホワイトボード・ホワイトボードマーカー

長年、教育現場やオフィスで使われていた黒板とチョークに革命をもたらしたのが、1966年に登場した粉が散らず手も汚れない「ホワイトボード」と「ホワイトボードマーカー」です。パイロットが初めて日本で製造、販売しました。

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1968年(昭和43年)

万年筆「エリートS」

大型18金ペンを搭載したショートタイプ万年筆「エリートS」は、発売の翌年に大橋巨泉を起用したCMと相まって話題となり、若者を中心にメガヒットを記録!胸ポケットに収まるコンパクトな設計で、高度経済成長期のビジネスパーソンや学生たちの必携品として話題を呼びました。



1971年(昭和46年)

万年筆「カスタム」シリーズ

材質の持ち味を活かした高級感あるデザインが特徴の、パイロットを代表する万年筆「カスタム」シリーズ。日本の文字を美しく書くためのこだわりが詰め込まれたペン先は、豊富なバリエーションがあり、世界に誇る高い技術力の結晶として、多くの愛好家に支持されています。

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1978年(昭和53年)

シャープペンシル「ヤング2020(フレフレ)」

欧米からの輸入に頼っていた万年筆のもっとも重要なパーツ「金ペン」の純国産品が初めて登場したのは1916年のこと。パイロットの創業者が何年もかけて研究を重ねた末、開発に成功しました。そして1918年、「株式会社並木製作所」を創立。木製軸に14金ペンを取り付けた記念すべき製品第1号の筆記具「パイロットペン」が発売されました。



1980年(昭和55年)

水性ボールペン「ハイテックポイント」

世界初の筆記幅わずか0.25ミリの極細水性ボールペン「ハイテックポイント」。ステンレスパイプに超硬ボールを装着したペン先で、筆圧に左右されないなめらかな書き味を実現しました。油性ボールペンが中心だった市場に新風を吹き込み、海外でも高く評価されました。

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1991年(平成3年)

油性ボールペン「ドクターグリップ」

「筆記時の負担を軽減する」という目的から登場したボールペン「ドクターグリップ」。人間工学に基づく13.8㎜の太軸とラバーグリップにより、「疲れにくい筆記具」を実現しました。事務仕事をする大人から受験勉強に励む学生まで幅広い世代に支持され、翌1992年には、同シリーズのシャープペンシルも発売されました。



1994年(平成6年)

ゲルインキボールペン「ハイテックC」

新開発のバイオポリマーインキと、ボールを3点で支える「3点支持方式」を採用し、驚異的な極細文字となめらかさを実現した「ハイテックC」。豊富なカラーバリエーションも人気を集め、イラストや手帳への細かな書き込みなど女子中高生の間で大流行し、細書きブームの火付け役となりました。

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1997年(平成9年)

ノック式ゲルインキボールペン「G-2」

海外向けに発売され、なめらかな書き味、ノック式の使いやすさ、デザイン性からアメリカ市場で爆発的にヒットした「G-2」。その後、日本でも発売され、次々とシリーズを拡大して世界のゲルインキボールペン市場を牽引しました。



2005年(平成17年)

ゲルインキボールペン「ハイテックCコレト」

細書きボールペン市場を開拓してきた「ハイテックC」シリーズの登場から10年余の2005年、業界初のカスタマイズペン「ハイテックCコレト」を発売。インキ色や筆記幅に加え、シャープペンシルや消しゴムなどの機能を自由に選んで組み合わせられる「選べる楽しさ」が、幅広い層からの支持を集めました。

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2006年(平成18年)

消せるボールペン「フリクションボール」

開発に30年以上の歳月をかけて誕生した「フリクションボール」は、摩擦熱でインキが消える独自の「フリクションインキ」を搭載した世界初のこすると消せるボールペンです。書き間違いは消去ペンで修正する方法が主流だったヨーロッパの子どもたちの筆記文化に変化をもたらし、「ボールペンは書いたら消せない」という常識を覆した世界的大ヒット商品です。



2006年(平成18年)

ホワイトボードマーカー「ボードマスター」

従来のホワイトボードマーカーの「文字がだんだん薄くなる」「使い終わりが分からない」「インキ補充が面倒」という不満を解消した画期的なカートリッジ式のボードマーカー。濃い筆跡が最後まで持続するインキ補充機構を採用し、オフィスや教育現場でのホワイトボードマーカーの使い心地を劇的に進化させました。

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2007年(平成19年)

万年筆インキ「色彩雫(いろしずく)」

日本の美しい情景や自然から着想を得た、彩り豊かな万年筆用インキ。日本の万年筆用インキ色の選択肢が少ないというユーザーの声から誕生した「色彩雫」は、「月夜」「春暁」など、風情のあるネーミングとカラーバリエーションで、「手書きの豊かさを楽しみたい」という万年筆ファンの心をつかみ、現在のインキブームの牽引役となりました。



2008年(平成20年)

油性ボールペン「アクロボール」

従来の油性ボールペンに比べ、インキの粘度を約5分の1に抑えた新開発「アクロインキ」を採用。油性ならではのしっかりとした筆跡と、水性のように軽やかでなめらかな書き味を両立したボールペンです。さらに、握りやすさも追求したグリップなど、油性ボールペンをより使いやすいものへと進化させました。

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2012年(平成24年)

ゲルインキボールペン「ジュース」

鮮やかな発色と、水性顔料インキならではの耐水性と耐光性を備え、快適な書き味にもこだわったゲルインキボールペン「ジュース」。豊富なカラーバリエーションも特長で、学生を中心に手軽に「書くこと、描くこと」を楽しめるデイリーユースの定番として愛されています。



2013年(平成25年)

万年筆「カクノ」

「万年筆は敷居が高い」という従来のイメージを覆したエントリーモデル「カクノ」。正しい持ち方をサポートする六角形の軸と、正しい向きで書くための目印となるペン先の「笑顔のマーク」が特長です。手頃な価格と親しみやすさで、子供はもちろんインキを楽しむ万年筆愛好家まで幅広く支持されています。

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2016年(平成28年)

ゲルインキボールペン「ジュースアップ」

細書きに適したパイプチップと、安定感のある書き味のコーンチップの利点を組み合わせた新開発のペン先「シナジーチップ」を搭載。細書きでありながら驚くほどなめらかな書き味を実現し、大人のビジネスシーンでも活躍する新世代のゲルインキボールペンです。


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2019年(令和元年)

速乾筆ペン「瞬筆(しゅんぴつ)」

「筆ペンは乾くのが遅くて手が汚れる」というユーザーの不満を解消し、筆跡がわずか1秒で乾く新開発の速乾インキを搭載した筆ペン「瞬筆」。祝儀袋や年賀状など、早く乾いてほしいときにもストレスがなく、そのうえ本格的な毛筆の味わいを楽しめる、最新技術と伝統が融合した商品です。



2024年(令和6年)

蛍光ペン「キレーナ」

ノートや教科書にきれいに線が引ける工夫が凝らされた蛍光ペン「キレーナ」。引き終わりのインキ溜まりや裏抜けの軽減、定規がなくてもまっすぐ線が引けるキチントガイドの搭載など、日々の蛍光ペンに対する不満を解消し、勉強や仕事のノートを美しく整える必須アイテムです。

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