Interview & 
Message

製品開発

筆記具にとどまらない、身近な道具の素材開発にも挑戦したい。

高橋 亮太 Ryota Takahashi
総合職(技術開発系) 湘南開発センター 
2013年入社
工学研究科 卒業

高校時代に受けた大学の授業をきっかけに、材料やその材料をつかった機械・ロボットなどに興味を持つ。小さなプロダクトを手がけることに惹かれパイロットへ。万年筆のペン先の合金開発を中心に、複数のプロジェクトを担当している。

業界トップクラスを誇る
金属材料の開発力や加工技術で、
新たな筆記具を世に送り出す。

いま私は主に筆記具の製品開発を担当し、そのなかで素材の研究をしています。具体的には、万年筆に用いられているペン先の金属素材や、高級筆記具に使用する加飾の開発、開発した材料が実際に筆記具に使用できるかどうかなどの検証を行っています。はじめに若干数のサンプルをつくって検証しつつ、それらがきちんと量産できるかどうかスケールアップさせながら検証をくり返します。他部署や製品の製造スケジュールとの調整には苦労しますが、それらを乗り越えて実際に自分が携わった素材が実装されて製品が世に出ていく達成感は大きいです。

入社前の会社説明会では筆記具のほか指輪もつくっているという話を通じて、パイロットの金属材料の開発力や加工技術が業界のなかでの1、2を争うものだと知りました。入社してわかったのは、金属だけでなく、樹脂やセラミックス、黒鉛などあらゆる素材を扱うということ。求める性能やつくり方、コストなどに対して、どの部品にどんな素材をつかうのがベストかを検討する必要があるからです。日々の勉強が大切だと痛感しています。

自分のアイデアを活かして、
筆記具も、筆記具以外のものも。

これまでで最も思い入れが深いのは、入社して間もない頃から担当した万年筆のペン先の合金開発。コストはもちろん、書き味や手になじむかどうかなどを検討しながら、5年以上かけてようやく市場に商品を送ることができました。

そのなかで特に印象に残っているのは、新しい製造方法を構築したときのこと。私としては「念のため」と思って入れていた一工程を、工場の方から「過剰品質かもしれないよ。説明できない作業は入れてはいけない」とご指摘をいただいたんです。それからはひとつひとつの作業の意味を考え抜きました。そうした苦労もあり、自身としては初めて世に出た商品でしたので感慨深かったですね。現在も別の万年筆の開発に携わっていますが、当時のことを思い出します。

これからは筆記具だけでなく、より幅広い分野で素材開発に携わっていきたいと考えています。金属だけでなく、さまざまな素材を扱うことができますし、パイロットには自分がやりたいと思ったことを後押ししてくれる風土があります。自分のアイデアを活かしながらどんなものをつくれるか。今とてもわくわくしています。

先輩からのメッセージ

1日のスケジュール

  • 8:50
    出社 メールチェック
  • 9:30
    実験(製造との調整も含む)、作図
  • 11:45
    お昼休憩
  • 12:35
    プロジェクトの進行について打ち合わせなど
  • 15:00
    実験の続きと評価、報告書の作成
  • 19:00
    退社
    一通り家事を終えた後、プライベートで撮った写真を見て過ごす(写真が趣味です)
※裁量労働制での勤務体系です
※情報は取材当時のものです
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