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もっと知りたい! シャープペンシル豆知識

シャープペンシルは英語で何ていうの?

A シャープペンシルは日本語。英語では「Mechanical Pencil(メカニカルペンシル)」といいます。

実は「シャープペンシル」は和製英語(日本で作られた言葉)で、英語としては通じません。英語では「Mechanical Pencil」といいます。

「Mechanical」は「機械的な」、「Pencil」は「鉛筆」という意味で、直訳すると「機械じかけの鉛筆」ということになります。シャープペンシルの中にはたくさんの技術や工夫がつまっているので、ぴったりな表現ですね。

世界で初めてシャープペンシルが発売されたのは、1830年代のアメリカとされています。「エバーシャープ」(つねにとがっている)という商品名でした。

日本では1915年、電気機器メーカー・シャープの創業者である早川徳次さんが国産のシャープペンシルを考案しました。「エバー・レディー・シャープペンシル」(つねに準備されているとがった鉛筆)という商品名でヒットし、日本で「シャープペンシル」と呼ばれる由来になりました。

1960年代頃からは、シャープペンシルの芯を細く、強くする技術が開発され、また、ノックすることで芯を出せる「ノック式」が登場したことから、便利な筆記具として定着し、多くの人たちに使われるようになりました。

パイロットは1927年にシャープペンシルの製造・販売を開始。1978年には世界で初めて、シャープペンシルを振ることで芯を出せる「フレフレ機構」を開発しました。

書くときに疲れにくい工夫や、芯が短くなると自動的に芯が出てくるものなど、使いやすくて便利なシャープペンシルを開発するために、パイロットは研究を続けています。

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