Pilot

パイロットは、あなたの「書く」を支えています。

株主の皆様へ

平成30年6月期

平成29年12月期

代表取締役社長 伊藤秀

 株主の皆様におかれましては、平素より当社事業に対し格別のご支援とご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。また本年6月の大阪府北部を震源とする地震、及び7月の「平成30年7月豪雨災害」により被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地の一刻も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

 おかげさまで当社は昨年、売上が1,000億円を超え、筆記具メーカーとしては世界トップレベルの企業となることができました。これはただ単に売上が拡大したということではなく、当社が開発した付加価値の高い製品群が、世界中の多くの方から広く支持され、ご満足していただいた結果であると嬉しく思うとともに、かねてから当社が掲げてきた「顧客満足度世界一の筆記具メーカーになる」という目標に対し、一定の成果が出せたものと考えています。今後もそのようなものづくりの姿勢を継続するとともに、1,000億円企業にふさわしいガバナンス体制を整え、研究開発力の充実、生産力の強化、販売力の拡大等も継続してゆくことで、更なる高みに向け邁進して参る所存でございます。皆様にご満足いただけるような益々の発展を達成すべく頑張って参りますので、是非とも引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。

 さて、当中間期における経済環境は、国内では引き続き景気は回復傾向でしたが、原油高騰や人手不足等の景気下押し要因もあり、先行きの予断を許さない状況でありました。また海外では、米国において個人消費や設備投資の増加による好調が続き、欧州やアジア各国においても景気が持ち直して参りましたが、反面、米国の強硬な通商政策が世界経済へマイナス影響を及ぼす懸念など、さまざまな予測不能のリスクも抱えており、国内外ともに気を抜けない厳しい状況が続いています。このような環境の中、当社グループにおいては、世界各国において、「フリクション」シリーズや「G-2(ジーツー)」、「アクロボール」シリーズ等、当社が得意とする付加価値の高い製品群の更なる拡販につとめ、好調を維持いたしました。同時に「ジュース」シリーズ、「パーマネントマーカー」、「スーパーグリップG」といった新製品群の市場への定着を推進し、次世代の商材の育成も着実に進めております。

 当期の配当につきましては、中間期は1株当たり普通配当16円に「創立100周年記念配当」4円を加えた20円の配当を実施いたします。また期末につきましても同様に普通配当16円に「創立100周年記念配当」4円を加えた20円の配当を実施する予定です。これにより当期の配当は年間で40円となり、前期の配当実績32円と比較して8円の増配となります。

 当社は本年10月1日に創立100周年を迎えます。創立より現在までの100年間の歴史を支えていただいた株主の皆様の温かいご支援に深く感謝申し上げますとともに、その歴史に満足することなく、引き続き業界の水先案内人(パイロット)としてアグレッシブに次代をリードできるよう、全従業員が一丸となって取り組んで参ります。株主の皆様におかれましては、今後とも末永くご支援ならびにご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

※本株主通信では、第2四半期連結累計期間を「中間」と記述しております。