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株主の皆様へ

平成28年6月期

平成27年12月期

代表取締役社長 渡辺広基

 株主の皆様におかれましては、平素より温かいご支援と格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。本年4月の熊本地震により被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

 さて当中間期におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調でありましたが、年初から円高・株安が進行するなど企業業績の先行きに不透明感が漂う状況で推移いたしました。また世界経済は、米国において雇用情勢の改善が続き、個人消費による景気の下支えが見られました。一方、欧州での英国のEU離脱問題などによる金融資本市場の混乱、さらに中国をはじめとするアジア新興国やその他の資源国の景気下振れもあり、依然として不安定な状況で推移いたしました。

 この様な環境の下、当社グループでは、基幹事業であるステイショナリー用品事業において、「フリクション」シリーズや「アクロボール」シリーズをはじめとする利益率の高い自社製品の販売を強力に展開しました。また、引き続き経営の効率化によるコスト削減と研究開発力の強化充実に努め、世界で戦えるコストでの生産体制実現と、特色ある新製品の開発に向けて取り組みました。

 当社は、その特徴・強みを生かした事業展開、すなわち過激な価格競争に陥ることなく、品質、機能に優れた高付加価値商品の生産、販売により適正な利益を確保すること、そして経営方針であります「顧客主義」に基づき、お使いいただく方に喜びや満足を感じていただける商品を開発していくことが、何より大事であると考えております。

 当社は、来る2018年(平成30年)の創業100周年に向けて「顧客満足度世界一の筆記具メーカー」になることを目指しています。高い品質と付加価値の象徴としての「PILOT」及び「NAMIKI」ブランドを全世界に浸透・定着させるためにパイロットグループの全従業員が一丸となり頑張ってまいります。

 配当につきましては、これまでの株主の皆様のご支援に感謝の意を表するため、中間期は1株当たり普通配当7円50銭に「ドクターグリップ」シリーズ発売25周年記念配当3円50銭を加えた11円の配当を実施いたします。また、期末につきましても、同様に1株当たり普通配当7円50銭に記念配当3円50銭を加えた11円の配当を実施する計画です。尚、当社は平成27年7月1日に普通株式1株を2株に分割しており、当期の配当金合計額22円は分割前に換算すると44円となります。これは前期の分割前換算配当金42円と比較して2円の増配となります。

 株主の皆様におかれましては、今後とも末長くご支援並びにご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


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